レガシィ(BL5)のブレーキパッド交換

DIY 車

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こんにちわ、タケです。

今回は平成18年式(2006年)のレガシィB4(BL5)2.0GTスペックBのブレーキパッド前後交換を実施しました。

【この記事の概要】スバル レガシィ(BL5)ブレーキパッド前後交換方法を掲載

部品の準備

昨年中古車で購入したレガシィは純正ブレーキパッドを装着しております。いまいちブレーキの効きが良くない感じなので交換をしようと思います。

今回購入したのはディクセルのESブレーキパッドになります。街乗りプラスα程度の乗り方では必要十分かと思います。

 

 交換開始

【注意!!】ブレーキパッドは重要部品です。作業に不備があると大きな事故に繋がります。作業は自己責任でお願いします。作業に自信のない方は、ディーラーや整備工場に依頼しましょう。

作業に取り掛かります。まずボンネットを開けて、写真の様にブレーキフルードをスポイト等で抜き取ります。目安はMINの線あたりです。これをする理由はブレーキパッド交換時にピストンを押し戻すので、フルードが溢れるのを防止するためです。

次にジャッキアップしホイールを外します。写真の様に充電インパクトドライバが有ると便利です。

 

まず、リアの交換をします。下写真の赤丸のボルト1本を緩めます。

ボルトを抜き下写真の様にブレーキキャリパーがくるりと持ち上げる事ができます。

持ち上げたキャリパーは自重で落ちてくるので紐等で吊るすと後の作業がやりやすいです。

次に下写真の様にブレーキパッドを矢印方向へ引っ張ると取り外す事ができます。外すとブレーキ残量はまだ有りました。基本は内外で均等に減るはずですがなぜか外側の減りが多いです。

新品ブレーキパッドを装着する為には下写真の様にキャリパーのピストンを押し戻す必要があります。専用のSSTがあれば一番良いのですが、持っていませんのでウォーターポンププライヤーを使って写真の様にピストンを押し戻します。その時はピストンの面を傷つけないように気を付けましょう。

外したパッドの残量は約5mmで新品の残量は約10mmでした。

次に下写真の青枠の様に金具が同梱されており、取り外した純正パッドと同様の位置に取り付けます。

次に付属のグリスを写真の様に満遍なく塗布します。そして外した時と逆の手順でパッドを取り付け14mmのボルトを締めこみます。

これで、リアのブレーキパッド交換は完了ですがせっかくホイールを外したので、ついでに足廻りのボルト類の増し締めもおすすめします。私の場合若干緩んでました。

次にフロント側を交換します。リアの時と同様1本の14mmのボルトを緩めます。

すると下写真の様にキャリパーを矢印方向へ持ち上げる事ができます。そして赤の矢印方向にパッドを引っ張ると取り出す事ができます。

新旧のパッドの残量を比べると旧は約5mmで新は約10mmでした。

フロントもリアと同様でピストンをウォーターポンププライヤーで押し戻します。リアと違うのはキャリパーがリアは片押し1ポッドでしたがフロントは片押し2ポッドになっているので2か所のピストンを押し戻す必要が有ります。

次に付属のグリスを写真の様に塗ります。そしてディクセルのパッドの場合だけかもしれませんが説明書を読むと下写真の赤丸の様に金具の有るパッドが内側になるようです。

あとは新品パッドを取り付けてボルトを締めるだけなのですがここでポイントです。右写真の様に普通に締めこむとボルトが供回りします。ですので17mmのスパナか小さめのモンキーで掴んで供回りしないようにしてしっかりとボルトを締めます。(リアは供回りしない構造なのになぜフロントはこんな構造なんでしょうか?)

これでリア、フロントのパッド交換が完了しました。

最後に注意です!交換してすぐはブレーキのピストンが全て押し戻されている状態です。ですのでブレーキペダルを踏むと床まで踏み抜きます。走行前に何回かブレーキを踏み、踏みごたえが固くなったのを確認して試走しましょう。

以上、DIYの参考になれば幸いです。

最後に今回使用した工具を紹介します。

 

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