オーブンレンジ ビストロ U41故障 DIYで修理する方法

DIY 家電

オーブンレンジ ビストロ U41故障 DIYで修理する方法

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【この記事の概要】
パナソニック スチームオーブンレンジ ビストロのU41エラー(悪化するとH98)のDIYで修理する方法を掲載
注意!!
ここで掲載する修理方法は我流で行っており、電子レンジの分解は感電のリスクが有る為この作業による故障、けがは自己責任でお願いします。

修理したいきさつ

我が家には7年ほど愛用しているオーブンレンジ「ビストロ」があります。型式はNE-BS900です。
既に廃版ですので下記楽天のスチームオーブンレンジはその後継機に位置します。

 

ある日、通常の温めボタンを押して食材を温めようとしたら写真の様な「U41」と言うエラーメッセージが表示され(141に見えますがU41です)動かなくなりました。ただ少し時間を置くと問題無く作動します。

そのまま気にせずしばらく使用しておりましたが。「U41」の出る頻度が増えてきました。これはヤバい前兆かと思い取説を見ました。すると下記の様な原因で「U41」が発生するようです。

エラー【U41】は電気部品の温度が高くなると発生
1.温める食品が少なすぎる(100g未満)
2.レンジの下の吸気口が塞がれていることによる排熱不良

1回目の修理(吸気口の清掃)

修理と言うほどでは有りませんが吸気口が塞がれていないか確認しました。
写真は有りませんが長年掃除も何もしてなかったので吸気口にホコリが多く堆積していました。
これを取り除くと一旦は「U41」が出なくなりました。
しかし、またしばらく使っていると「U41」エラーが発生。
ネットで調べてみると、同じ症状の事例が多く有りどうやらマグネトロンと言う部品の寿命が終わりつつ有るようです。そして完全に寿命が尽きると「H98」と言うエラーになり基盤ごと交換だそうです。出張修理での交換で約2万円の修理費が掛かるとの事。痛い出費なのでこれは何とか自力で修理してみようと考えました。

2万円の修理をするのであれば買い替える選択肢も有るかと思います。1周りサイズが小さくなりますがスチームオーブン機能の有る電子レンジがアイリスオーヤマで2万円台で購入可能です。

まず部品発注

そもそもマグネトロンが手に入らないと始まりません。調べてみると我が家のビストロNE-BS900に適合するマグネトロンが楽天で有りました。お値段5500円也。これで直れば安いと思い即発注。

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マグネトロン納品されました。

2回目の修理決行

注意!
電子レンジの分解はコンセントを抜いている状態でも電圧が残留しているので感電の危険性が有ります。作業では必ず絶縁ゴム手袋をし触る部分に電圧がかかっていないか検電テスターで確認が必要です。修理される場合は自己責任でお願いします。

参考までに検電テスターと絶縁手袋です。

いよいよ修理開始です。まず本体のコンセントを抜いて作業のしやすい場所へ移動します。そして背面の写真赤枠のプラスネジを外していきます。

ネジを外すとカバーを外すことが出来ます。

【注意】このカバーやこの後の分解では鋭利な部分が多くあり、手などをケガする恐れが有ります。できる限り保護具を付けて作業しましょう。

そして下写真の赤枠が今回問題のマグネトロンになります。しかしこの状態のままでは交換する事が出来ません。レンジ本体を裏返します。(裏返す時はタオルか何か敷きましょう)

裏返して、土台と本体を繋いでいるネジを外します。(すいません何本か忘れました。)
すると写真の様に土台部分が持ち上げれるようになりマグネトロンが完全に見えます。青四角の金属部品はマグネトロンを取り外す際邪魔なので取り除きます。

そして写真の様にマグネトロンに接続されている電気ケーブル2本を抜きます。復元時に接続を間違えない様にマジック等で印をつけた方が良いです。

次にマグネトロンの取り外しです。写真の様に赤丸3本のネジで留まっています。

これら3本のネジを外せばマグネトロンが取り出せます。新旧見比べてみましたが故障しているかは外観では分かりませんでした。

後は逆の手順で組んでいくだけです。復元が終わり試運転してみます。

問題無く加熱する事ができました。修理後1年以上経ちますが「U41」のエラーは一回も出ません。
今回の修理を通じて知ったのは少量の食材を高いワット数で温めるとレンジの電子部品に負荷がかかり寿命を縮めてしまうそうです。今後使用する際は気を付けようと思います。

以上DIYの参考になれば幸いです。

このブログでは身の回りで起きる家電、自動車、etc・・・の不具合、故障を可能な限りDIYで解決する事で賢く節約する事を目指しています。

以下の書籍は自身も購入致しましたがお勧めいたします。家屋の水回り、自転車等様々なDIY手法がイラスト付きで分かり易く書かれています。また工具の基本的な使用方法も記載有り参考になりました。

これからもDIYを楽しみながら節約して楽しい人生にしましょう!それではまた!

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コメント

  1. NE-BS801の修理でした より:

    こちらのブログを参考にマグネトロンの交換やってみました。土台部分のネジを外してからマグネトロンを取り出すのと、最後にカバーをぴったり取り付けるのにかなり苦労しましたが、何とか交換できました!(マグネトロンの取り外しの時に、片方の手をゴム手袋なしでやったら、鋭利な部分で切って、出血の負傷もしましたが苦笑)

    素人の作業だったので、こちらのブログが無ければ、途中で諦めていたかもしれません。本当に助かりました。ありがとうございます!

    • はじめまして!このような素人のブログへコメント下さり有難うございます!
      無事修理を完了できたとの事で、お役に立てて良かったです。
      確かに、鋭利な部分が有るので私も何ケ所か手を切った覚えが有ります・・・苦笑)
      そういった注意点も記載が必要ですね。すいません。
      貴重なご意見も有難うございました。

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