【最終手段】充電できない・されないタブレットを自力修理する方法。

DIY 家電

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こんにちは、タケです。

DIYを通じて豊かで楽しい人生を送る為の情報を発信していきたいと思います。

【この記事の概要】
完全に充電が出来なくなったタブレット端末のDIY格安修理方法を掲載        ※【注意】 バッテリー交換方法の記事では有りません。
もしバッテリー交換を依頼したい方はこちらをどうぞ。
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修理に至ったいきさつ

2020年11月に楽天にて中華タブレット端末を購入しました。

VANKYO タブレット Matrix Pad Z10(10インチ) 9999円(1000円クーポン使用)

スペックはRAM3GB,ROM32GB,android9.0だったのでこれで1万円はお買い得と思い子供のYouTube視聴目的で購入。

商品が届き開封し、起動したまでは良かったのですが、充電ケーブルを繋いで充電マークが点いているのにも関わらずなぜかバッテリー残量が増えていきません。しかもあれこれ画面を操作している間に、バッテリー残量が0になり完全に電源も入らなくなりました。

丸1日充電器に接続しても全く電源が入りません。

これはおかしいと思い、販売店にメールで問い合わせました。

付属品の充電ケーブルを使っているのか、他の充電器で試してみたかとの回答がありどれも試しましたが一向に直りません。

最終的に販売店より下記メールが届き、代替え品を送って貰えるとの事。(なんか日本語が変です・・・日本人スタッフじゃ無さそう。)

待つ事1週間程で再度同じタブレットが届きました。代替品はもちろん問題なく充電出来ました。ただ、故障したタブレットは返送しなくて良いと販売店よりメールが来ました。これはもしや、自力で修理すれば2台ゲットになるのではと思い修理に挑戦する事にしました。

ネットで調べた対処法をやってみる

まず最初に、ネットで調べた充電できない時の対処法を試してみました。

①手持ちの様々な種類のマイクロUSBケーブルで充電してみる。

ケーブル側のコネクターの破損やケーブルの断線が原因の場合はこれで解決します。

②アンペア数の低い充電器でゆっくり充電する。

ネット情報ではバッテリーが完全に空になると保護回路が働いてアンペアが高い充電器では充電できなくなっているとの事

③マイクロSDカードスロットにマイクロSDを挿した状態で充電する。

これは何の意味が有るか分かりませんがこれで直ったケースも有るみたいです。

 

上記の方法を全て試しましたが私は解決しませんでした。そこでタブレット側のマイクロUSBのコネクタが壊れていると思い、楽天にて写真見難いですが、交換部品のマイクロUSBを購入。

しかし、ここで失敗しました。既存の端子の半田を溶かして取ろうとしましたがなかなか取れなかったので強引に外そうとした際、マイクロUSBの搭載している部分の基盤を壊してしまいました。これではもうマイクロUSBの交換が出来ません。

完全に取返しがつかない状態になり途方に暮れました。

 

最終手段を思いつきDIY修理を実行

すいません、長々と書きましたが。ここからが本題です。

【注意】この方法は我流であり配線作業を間違えると一発でタブレットが壊れますので、もし実施する際は自己責任でお願いします。

今回使った道具は以下になります。

プラスチックピック、半田ごて、半田、テスター(検電器)そして家で余っていたUSB ケーブル(USB⇔マイクロUSB)

これらを準備し、まずUSBケーブルのマイクロUSB側ケーブルを切断します。

切断すると写真の様に4本のケーブルが有ります。今回は電源だけ必要なので赤と黒の配線を使用し緑と白は使いません。

線の色が本当に合っているかテスターで確認します。

ケーブルを電源に繋ぎます。その前に露出した銅線同士が当たって短絡しないように注意します。検電テスターを繋いでみます。約5Vと表示され逆繋ぎでマイナス表示になりました。

これで赤線がプラス、黒線がマイナスと言う事が確認できました。

次に本体タブレットのカバーを外します。赤枠の隙間にプラスチックピックを差し込みます。

この様に、全ての隙間が浮き上がればカバーが外れます。

完成した画像しか有りませんがカバーを外し赤丸部分が内蔵バッテリーからの電源入力端子になります。この内蔵バッテリーからの配線を繋げている半田を半田こてを使って外します。

そして準備しておいたケーブルの赤をプラス黒をマイナスで半田で繋ぎます。

こうする事でタブレットの外部電源化が出来ます。(既存の内蔵バッテリーは完全に使い物にならなくなります)

配線の短絡予防のためにグルーガンで固定します。

次に、このケーブルをタブレットの外へ導く為の切り欠きを赤丸部の様にプラスチックカバーの一部に設けます。

そしてちゃんとコンセントに繋いで電源が入るかチェックします。

無事タブレットの外部電源化が成功しました。ただこのままではコンセントと繋がないといけないので不便ですよね。

そこで楽天にてモバイルバッテリーを購入しました。

12000mAhでPSE認証のモバイルバッテリーが1000円ちょっとで買えました。(安い!)

 

これをタブレットスタンドに両面テープで貼り電源線を繋ぎます。

もともとの内蔵バッテリーが6000mAhなので、2倍のバッテリー容量になった事になります。

使い出して5か月以上経ちますが、問題無く動作しています。モバイルバッテリーの重量分重くなり携帯性は悪くなりますが、基本自宅のみで置いて使う分にはあまり気になりません。

こうして我が家はタブレット2台体制となり子供達に重宝されています。(目が悪くなるのが心配ですが・・・)

もし手持ちでモバイルバッテリーと余りの充電ケーブルが有ればこの修理方法を行えば無料で修理可能です。(工具が無い場合は初期投資が必要ですが・・・)

今回使用した道具類を以下紹介させて頂きます。(マルチテスターとグルーガンは自身の物は古く絶版なので違うものです)

 

 

 

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