【このページはアフィリエイト広告を含みます】
こんにちわ、タケです。
今回はセレナ ハイウェイスター(CC25)平成21年式(2009年) のパワースライドドアの故障を修理します。
修理したいきさつ
妻が毎日使用している我が家のセレナ(CC25)ですが、ある日「ブチッと音が鳴って左後ろのパワースライドドアが壊れた」との事。
確かに写真の様にワイヤーが切れて電動では全く動きません。手動での開閉はできます。インターネットで調べたところ、写真の駆動用のワイヤーが経年劣化で切断した模様。
ワイヤーのみの交換は不可で駆動モーターとワイヤーのアッセンブリー交換になるようです。ディーラーで修理を頼んだ場合、部品価格約6万、作業工賃約2万で合計約8万円になるとの事。びっくりする程高額だったのでDIY修理に挑戦します。
部品の準備
ヤフーオークションにてCC25用の左側パワースライドドアモーターを7300円(送料込み)で落札しました。
この部品は左右が有るので間違えないようにしましょう。
修理開始
まず修理の前に写真のようにハンドル右下のパワースライドスイッチをOFFにします。これで交換中の誤作動を防止します。
次に写真赤丸2か所のネジをプラスドライバで緩めます。そしてドアロックをして内装はがしにて写真の様に隙間に差し込んでドアハンドルカバー部を外します。
内張りはがしは以下のセットが有ると便利です。
|
次に剥がした内張りについているパワーウインドウスイッチに刺さっているコネクターを抜きます。
次にドア内張り全体を外します。写真の①の様に手前方向に内張りをつかんで引っ張ります。すると力は要りますがバリっと音が鳴り外れます。そして②の様に上に持ち上げると完全に内張りが外れます。
内張りを剥がすと下写真の様になります。ワイヤーが断線したあと何度もモーターが回転したため既に本体が破損しておりました。①のモーターのコネクターを抜きます。次に②3か所のボルトを外します。ソケットは10mmです。
次に隠れたボルトを外す為に下写真の赤丸ボルトを外すと手前に引っ張れるので引っ張ると青の隠れたボルトにアクセスできます。
そして、下写真のボルトを外し右下のボルト2か所を外します。
モーター本体が外れましたので次にワイヤー側2か所を取り外します。
まずドア側ですが下写真の様に固定ボルトなしで止まってますのでマイナスドライバーでこじって外します。
。
次にリア側のワイヤーです。これを外すにはリアのブレーキランプを外す必要が有ります。下写真の様に3か所のボルトと樹脂クリップ1か所を外す必要があります。
また、ボルトを外す際、樹脂カバーをマイナスドライバー等を差し込むと外す事ができます。
するとブレーキランプユニットが外れます。すると下写真左の赤丸のワイヤー末端が見えます。これを右写真の様にマイナスドライバー等で引き上げると取ることができます。
これで完全に取り外す事が出来ました。購入したモーターと見比べてみます。問題なく取り付けできそうです。
あとは元に戻していくだけですが、苦戦した部分を紹介します。まずモーター本体をスライドドアの空洞部へくぐらせる際、ワイヤーを先にくぐらせたい為下写真①の様に手持ちのホースを上から下へくぐらせました。くぐらせ②の様に下から出たホースにワイヤーを養生テープ等で固定します。そして③の様にホースを上に慎重に引っ張り上げるとワイヤーを先に引き出す事ができます。
ここからが最も時間がかかった場面です。ワイヤーを上に引き出した後、下写真の様に青丸の二か所のネジ穴と赤丸をぴったり合わせる必要があるのですがこのネジ穴がなかなか合いません。結局右写真赤丸のボルトを最初に合わせて青丸のネジ穴を合わせれば良いことがわかりました。3枚目写真の赤丸がその最初に合わせる対象ネジになります。これがドア空洞部の内部に入る部分なのでネジ穴合わせが難しかったです。この部分の作業だけで20分以上掛かりました。
あとは取り外したボルトを全て締めていきます。
最後にパワースライドドアのスイッチをONにし動作確認します。問題なく動作すれば完了です。全部の作業時間は約3時間でした。
以上、DIYの参考になれば幸いです。
最後に今回使用した工具と有れば便利な工具セットを紹介します。
|
|
|
以下の書籍は自身も購入致しましたがお勧めいたします。家屋の水回り、自転車等様々なDIY手法がイラスト付きで分かり易く書かれています。また工具の基本的な使用方法も記載有り参考になりました。
|
コメント